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体に良い影響をあたえる脂肪酸

体に良い影響をあたえる脂肪酸
悪玉コレステロールを減少させて血液サラサラ

 猪肉の脂肪には体に良い影響をあたえる脂肪酸が豊富に含まれています。脂肪酸には大きく分けて【飽和脂肪酸】と【不飽和脂肪酸】の2種類あります。
 
【飽和脂肪酸の特徴】
 体内で固まりやすく、多く取りすぎると血液の粘度が高まり、血液循環が悪くなります。また、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やす原因となり、動脈硬化や肥満などにつながります。主に動物性脂質に多く含まれるこの飽和脂肪酸は、豚肉や牛肉に比べると少ないのが猪肉です。
【多価飽和脂肪酸の特徴】
 飽和脂肪酸とは対照的に、体に良い影響をあたえる脂肪酸が不飽和脂肪酸でその中の多価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させて、ドロドロ血液をサラサラにするのに役立ちます。この多価不飽和脂肪酸が豚肉や牛肉に比べて多く含まれるのが猪肉です。


このページの成分数値は「五訂日本食品標準成分表」に基づきます